スポーツビジネス領域で人材・教育・PRサービスを提供するHALF TIME株式会社(東京都港区、代表取締役:磯田裕介、以下:HALF TIME)は、総合人材サービスのパーソルホールディングス株式会社(東京都港区、代表取締役社長 CEO:和田孝雄、以下:パーソル)と共同運営するアスリート向けキャリア教育講座『アスリート キャリアオーナーシップ アカデミー』の第2期について、この度、FC岐阜の運営会社である株式会社岐阜フットボールクラブ(岐阜県岐阜市、代表取締役社長:宮田博之)と、同クラブがアカデミーパートナーとなる契約を締結しました。
本アカデミーは2021年2月から提供を開始した現役・元アスリート向けのキャリア教育講座で、パーソルとHALF TIMEが共同運営し、バリュエンスホールディングス株式会社がトップパートナーとしてサポートしています。2月から4月に行われた第1期は、日本代表歴のある選手も含め、15競技から34名のアスリートが参加し、キャリア論の学習や自己分析、目標設定などを、講義とグループワークを通して行いました。第2期は、6月28日から9月27日の期間で開講し、約20名のアスリートが学び合う予定です。
FC岐阜は今期のアカデミーパートナーに就任し、一部選手がプログラムを受講します。これまでJリーガー個人の受講はあったものの、クラブとして選手のキャリア教育に活用するのはFC岐阜が初めてのこととなります。
FC岐阜は2006年に設立され、2008年にJリーグへ加盟。約200万人の人口を誇る岐阜県全域をホームタウンとして、現在J3リーグに所属しています。「日常にある非日常を創り出すプロスポーツクラブとして、夢と感動を追い求める」ことをビジョンとして、スポーツエンターテインメントの提供とまちづくりを目指しています。選手が競技外でも実りあるキャリアを構築していくことの重要性、そしてクラブとして組織的にサポートしていく必要性を認識いただき、二社の取り組みに共感いただいたことで、この度アカデミーパートナーとして参画いただく運びとなりました。
株式会社岐阜フットボールクラブ 代表取締役 宮田博之氏は、「素晴らしい自己研鑽能力、自己管理能力や幅広い人脈などのあるサッカー選手をはじめ、プロのスポーツ選手の引退後の人生のキャリア支援は、かねてより選手は勿論のこと、クラブの発展にとっても非常に重要な課題と考えておりました。この度、こうした課題解決につながるアスリート キャリアオーナーシップ アカデミーとのパートナー契約を結ぶことができ、大変嬉しく思っています。このプログラムで選手が自律的に多くの学びのチャンスを得て、明るい未来の構築に向けて考え、準備を始めておくことは、引退後の不安を抱えることなく、選手たち自身の日々の練習やパフォーマンスに良い影響が出て、将来への活力にもなると期待しています」とコメントしています。
アカデミー共同代表であり学長を務めるパーソルキャリア株式会社 執行役員 兼 dodaエージェント事業部 事業部長の大浦征也氏は、「アスリートのキャリア支援は、以前と比べ本質的な取り組みが多くみられるようになってきましたが、その成否を分ける重要なポイントは、アスリートの日常を取り巻く環境だと思っています。特に所属組織や指導者がどれだけキャリアについての正しい知識を有しているかで、アスリートのキャリア自律意識は大きく変わります。その意味でFC岐阜の皆さまとご一緒できることに、とても意義を感じています」とコメントしています。
同じく共同代表の当社代表取締役 磯田裕介は、「この度、FC岐阜様とJクラブでは初のアカデミーパートナー契約を結ぶことができ、大変嬉しく思います。アスリート キャリアオーナーシップ アカデミーは、ビジネス界の講師やレジェンドアスリートからの講義、そして受講生同士の学び合いにより、アスリートが広い視野を得られ、競技内外、そして現役・引退後について自ら考える力を養うことに注力してきました。今回のパートナーシップにより、FC岐阜様の所属選手のキャリア教育に役立てられ、選手が一層現役のキャリアに集中できる機会を提供して参ります」と述べています。
当社では今後も、「スポーツを通して生きがいのあふれる社会を実現する」というミッションのもと、多角的なスポーツ関連サービスをグローバルに提供して参ります。
■アスリート キャリアオーナーシップ アカデミー 第2期: